チヂミは、人気の朝鮮料理のひとつ。小麦粉などを水に溶いた生地に、ニラやネギなどの野菜を入れて油で焼き、外側はカリっとしていて、中はもっちりしているのが特徴です。
生地は小麦粉で作るのが一般的ですが、米粉とオートミールに置き換えました。米粉とオートミールにすることで、外はカリカリ、中身はもっちりの食感がアップします。
野菜はシンプルにニラだけを使いました。
30分ほどでできあがる、超簡単レシピですが、栄養面のパワーアップも期待できるチヂミです。
オートミールは、食物繊維を多く含み、ビタミンやミネラルも豊富です。食物繊維は腸内環境を改善し、腸内の免疫機能を向上させるのに役立ちます。
ニラの辛味成分「アリシン」には、殺菌作用と抗酸化作用があり、免疫力を高める効果があるといわれています。
このチジミの特徴
このチジミは次のようなメリットがあります。 小麦粉なし カスタマイズ可能(追加の材料を加えることができます)
必要な材料
各材料の正確な分量は、記事の最後にあるレシピカードに記載されています。
このチヂミは、準備が簡単で手間がかからないだけでなく、身近な材料で作ることができます。
オートミールは、ロールドオーツ、インスタントオーツ、クイックオーツ。 いわゆる、普通に売っているオートミールを使います。
ロールドオーツ(オートミール) 米粉 ニラ 卵 しょうゆ 塩 ごま油
簡単ステップで完成!
- ステップ1材料を混ぜ合わせるボウルに、オートミール、米粉、卵を入れます。これに、水を注いで、よく混ぜ合わせます。
- ステップ2ニラを切って加えるオートミールをそのままにして、ニラを5㎝ほどの長さに切ります。ニラを切っている間に、オートミールが水分を含んでしっとりしてきます。ニラをばさっとボウルに加えます。
- ステップ3調味料を入れるしょうゆを入れて、ざっと混ぜます。
- ステップ4生地を焼くフライパンにごま油を熱し、生地を入れて薄くのばし、中火で焼きます。
- ステップ5裏返して焼く焼き色がついたら裏返して、焼きます。オートミールのつぶつぶ感が残っていますが、焼くと柔らかくなるので大丈夫です。
これで、できあがり もっちり食感、楽しんでくださいね。
オートミールと米粉のチヂミの味と食感
香り高いニラとごま油の風味を楽しめるチヂミです。 しょうゆ、酢、いりごまの基本のつけだれに、ラー油やコチュジャンなどを混ぜてもおいしいです。
このチヂミの食感は、米粉を使うことで外はカリカリ、オートミールを加えることで中はもっちり柔らか。生地を薄めに焼くと、カリっと仕上がります。
保存方法は?
焼いたチヂミは、冷蔵庫で3日ほど保存できます。冷凍すれば、1ヵ月程度保存可能です。 冷凍方法は、カットして冷めたチヂミを小分けしてラップで包み、冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じ、冷凍庫に入れます。
ヒントとカスタマイズ
肉や野菜をプラスできる?
豚肉や鶏肉、たこ、いか、えび、玉ねぎ、にんじん、じゃがいもなど、お好きな野菜や肉、シーフードを生地に加えましょう。この分量の生地に対して、肉や魚介類は70gほど、野菜は50gほどが目安です。
もっと分厚いチヂミにしたいのですが?
具材をたっぷり入れ、分厚くボリューミーなチヂミにすることもできます。表面はカリッと香ばしく、中はふっくらしたチヂミに仕上げます。
粉末のオートミールでもOK?
オートミールを粉末にしたもの、もしくはオートミールパウダーを使っても、おいしいチヂミになります。
オートミールのアジア料理はこちらも。
・オートミールの春巻き
・オートミールのワンタン
・オートミール餃子
・オートミール大根もち

オートミールと米粉のにらチヂミ
材料
- ⅓ カップ ロールドオーツ
- ⅔ カップ 米粉
- 50 g にら
- 1 個 卵
- 1 小さじ しょうゆ
- 150 ml 水
- 塩
- ごま油
手順
- ボウルに、オートミール、米粉、卵を入れます。これに、水を注いで、よく混ぜ合わせます。このままにして、オートミールに水分を含ませます。
- ニラを5㎝ほどの長さに切り、ボウルに加えます。
- しょうゆを入れて、ざっと混ぜます。
- フライパンにごま油を熱し、生地を入れて薄くのばし、中火で焼きます。焼き色がついたら裏返して、焼きます。
メモ
(2018.04.08)