オートミールは優れた美容効果も!
オートミールは健康にいいだけでなく、美容効果があることも報告されています。
オートミールには、
血液サラサラ効果
血糖値の抑制
抗酸化作用
腸内環境の改善
といった作用があるといわれ、これらは、健康面だけでなく、美容面でも優れた力を発揮します。
オートミールを日常的に食べることで、身体の中からスキンケアをし、美肌作りに役立ちます。
血液サラサラ効果
血液の流れが悪くなると、酸素や栄養が全身に行き届かなくなり、その上、老廃物も排出されなくなります。
その結果、肩こりやむくみ、冷えといった、さまざまな体調不良を引き起こされます。
それだけでなく、肌のトラブルの原因にもなり、肌が荒れ、顔色がくすんでしまいます。
また、肌に必要な栄養素や酸素が運ばれなくなり、新しい細胞の再生が遅く、老化が進みます。
オートミールはこうした悩みを軽減するのに役立ちます。
血糖値の抑制
肌の老化を進める糖化の予防にも、オートミールは有効といえます。
糖化とは、食事などで体内に摂取した余分な糖がタンパク質と結びついて蓄積される現象。
皮膚にあるタンパク質のコラーゲンが糖化すると、くすみやシワ、たるみを増やしてしまいます。
糖化を防ぐ方法のひとつは、血糖値を急上昇させない食事を心がけること。
オートミールには、血糖値の上昇を抑制する効果があります。
抗酸化作用
また、肌の酸化の予防にも、オートミールは役立ちます。
紫外線や大気汚染物質、ストレスなどで生じる活性酸素は、肌を酸化させ、老化を加速し、シミやシワの原因になります。
オートミールに含まれるビタミンEには抗酸化作用があり、老化を遅らせ、若々しさをキープしてくれます。
腸内環境の改善
さらに、オートミールに含まれる食物繊維は腸内の善玉菌を増やす働きがあるといわれ、これも美肌作りに役立ちます。
善玉菌は、皮膚や粘膜などの健康を保つビタミンB群(B1、B2、B6、B12、バントテン酸、ナイアシン、ビオチン)や、目の下のクマを薄くするビタミンKといったビタミンの合成に関与するといわれています。
肌や髪に効果的な成分
オートミールには肌と髪に効果のあるアミノ酸も含まれています。
たとえば、セリンは肌の保湿成分であるグリシンの原料となり、プロリンはコラーゲンの主要構成で脂肪燃焼にかかわります。
シスチンは毛髪や体毛、爪に多く含まれ、シミの原因となるメラニン色素の生成を抑制する働きがあります。