オートミールは、良質な植物性タンパク質を含んでいます。ですから、代替肉として使うこともできます。
今回は、オートミールの肉団子風のレシピです。作り方は簡単。短時間でできあがります。
ひき肉で作る肉団子は、人気のおかずですね。そのひき肉代わりに、ロールドオーツやインスタントオーツ(日本でいうオートミール)を使いました。 つぶつぶ食感がひき肉に似ているスティールカットオーツでも、おいしく仕上がります。
オートミールはグルテンを含まないため、つなぎに豆腐を使います。 にんじんと玉ねぎもたっぷり入り、肉なしでもボリューム満点。
ここでは、野菜あんかけにしましたが、照り焼きやお鍋など、いろいろアレンジできます。
このオートミール団子の特徴
オートミール肉団子は短時間でできあがります。オートミールと豆腐を混ぜ合わせ、にんじん、玉ねぎ、調味料を加えて、丸めて揚げるだけ。 ミ
ートボールとはいっても、肉は含まず、植物性のみのプラントベースおかずです。
このレシピのひとり分のタンパク質は21g。オートミールに含まれるタンパク質はアミノ酸100でバランスに優れています。
必要な材料
各材料の正確な分量は、記事の最後にあるレシピカードに記載されています。
この肉団子風に必要な材料は5つ。身近な材料で簡単にできあがります。
ロールドオーツ
豆腐
にんじん
玉ねぎ
しょうが
簡単ステップで完成!
- ステップ1野菜の準備をする小さなボウルにみじん切りした玉ねぎとにんじん、おろしたしょうが、しょう油、酒を入れ、しばらくおきます。
- ステップ2オートミール団子を作る別のボウルにオートミールを入れ、豆腐をほぐして混ぜます。ステップ1の野菜を加えて混ぜ、ひと口大に丸く成形します。
- ステップ3オートミール団子を揚げるフライパンに揚げ油を160℃ぐらいに熱し、団子を入れて2分ほど揚げ、油を切ります。
- ステップ4野菜あんかけを作るニンニクはみじん切り、チンゲン菜とにんじん、しめじをざく切りにします。フライパンに油をしき、野菜を炒めます。酢、醤油を加え、水溶き片栗粉を回し入れ、中火でひと煮立ちさせます。皿に団子を盛り、野菜あんかけをかけます。
保存方法は?
オートミール団子を冷蔵庫で保存する場合、2~3日が目安です。
冷凍庫でなら、1ヶ月程度保存が可能です。冷凍用保存袋に粗熱をとったオートミール団子を入れ、なるべく空気を抜いてから袋の口を閉じ、冷凍します。
ヒントとカスタマイズ
スティールカットオーツを使いたい?
スティールカットオーツと熱湯をスープジャーに入れ、3~4時間そのままにして、柔らかくしてから使います。 スティールカットオーツの場合は、豆腐をしっかり水切りするか、おからを使いましょう。
洋風に変えることはできる?
このレシピにあるオートミール団子の調味料を、塩こしょう、ナツメグなどのスパイスに変えることで、洋風になります。

オートミールの肉団子風
材料
オートミール団子
- 1 ½ カップ ロールドオーツ
- ½ 丁 豆腐
- ½ 本 にんじん
- ½ 個 玉ねぎ
- 1 片 しょうが
- 1 大さじ しょうゆ
- ½ 大さじ 酒
- 適量 植物油 揚げ油
野菜あんかけ
- ½ 本 にんじん
- 1 株 チンゲン菜
- ½ 株 しめじ
- 1 片 ニンニク
- 2 大さじ しょうゆ
- 2 大さじ 酢
- 2 小さじ 片栗粉(小さじ4の水で水溶き片栗粉を作る)
- 2 大さじ ごま油
手順
- オートミール団子を作ります。小さなボウルにみじん切りした玉ねぎとにんじん、おろしたしょうが、しょう油、酒を入れ、しばらくおきます。
- 別のボウルにオートミールを入れ、豆腐をほぐして混ぜます。1の野菜を加えて混ぜ、ひと口大に丸く成形します。
- フライパンに揚げ油を160℃ぐらいに熱し、団子を入れて2分ほど揚げ、油を切ります。
- 野菜あんかけを作ります。ニンニクはみじん切り、チンゲン菜とにんじん、しめじをざく切りにします。フライパンに油をしき、野菜を炒めます。酢、醤油を加え、水溶き片栗粉を回し入れ、中火でひと煮立ちさせます。皿に団子を盛り、野菜あんかけをかけます。
メモ
(2016-08-15 08:23:21)
タンパク質 21.3g
脂質 21.5g
炭水化物 73g
食物繊維 15.9g
カリウム 1300㎎
カルシウム 250㎎
マグネシウム 170㎎
リン 510㎎
鉄 5.9㎎
亜鉛 3.2㎎
ビタミンD 0.5μg
ビタミンE(α-トコフェロール)2㎎
ビタミンK 98μg
ビタミンB1 0.52㎎
ビタミンB2 0.41㎎
ナイアイシン 8㎎
ビタミンB6 0.58㎎
ビタミンB12 0.1μg
葉酸 160μg
パンテトン酸 2.4㎎
ビタミンC 32㎎


